ホームページ更新から、ブログアップに時間がかかってしまいました。
今後も定期的にブログをアップしていこうと思います。
よろしくお願いします。
さてここでは、地球に優しい取り組みを中心に、会社での出来事や代表の思いやつぶやきなどをブログにしたいと思います。
頻繁にアップできないと思いますが、お付き合いください。
初のブログの内容はPLAというプラスチックを使いものさしを作ったことで感じたことをアップしたいと思います。
PLAについて
少し前になりますが、SAKAI SECOND START UP(堺市第二創業支援)に参加させてもらい、弊社が考えた第二創業は「PLAを使用したものづくり」でした。
さらに幸いにも2020.2.15にあった堺市環境シンポジウムで、第1弾のものづくりをさせてもらえることになり、高純度のPLA(ほぼ100%)を使用したものさしをノベルティーとして来場者に配っていただきました。
PLAとは、なんぞや?ということです。僕なりに解釈していることを説明します。
①世の中にあるプラスチックの多くは石油から作られている。
②それらのプラスチック製品がゴミになり、海や山に捨てられたとしたら、
それは自然に還ることができず、様々な環境問題を呼び起こす原因となってしまう。
③地球環境のことを考えると将来とんでもないことになると考えた素晴らしい方達が、
植物由来で自然に還っていくことのできるプラスチックを発明している。
④その中にバイオマスプラスチックや生分解性プラスチックといったものがあり、
PLAは生分解性プラスチックの中に位置付けされている。
⑤弊社が使用したPLAはさとうきびと乳酸から作られている。
ある一定化の条件を満たすと、土などの中にいる微生物がこのプラスチックを分解し、
自然に戻してくれる。自然に還るまでに3年ほどの時間は要する。
上記のことだけでいけば、地球にいいことなので、すぐに製品化されていけば良いのでは?となりますが、
やはりそんなに簡単ではありません。
問題としては商品の強度、特に耐熱性があまりにもないです。
これでは品質保証ができないので、現段階では純度の高いPLAでのものづくりは難しいのかな、という印象をもちます。
2月から手帳に入れていた弊社ものさしですが車の中とかに置き忘れたりした結果、たわんでいました。
ではなぜ「PLA」が注目されるのか、ということを考えました。
・まず生分解性プラスチックもバイオマスプラスチックも、従来の石油系プラスチックに何割か添加させることで、石油の消費を抑えることができる効果がある。
・PLAに様々な天然部などの素材を混ぜ合わすことや、工法として耐熱性をあげるということができる。
ざっくりではありますが、PLAには現在のプラスチックに代わる汎用性や可能性が多く含まれているということが、注目されている理由だと思います。
もちろん私もそう感じたので、ものさしを作ったという訳です。
僕が現段階で勉強した内容ですので、偏りがあるかと思いますが、
これからどんどん勉強していこうと思います。
次回のブログでは、なぜ生分解性プラスチックであるPLAを使用してものづくりに取り組もうと思ったかに少し触れていこうと思います。
株式会社サンエイプラテック
岡田 全也